
JRSメール配信サービス発行事務局
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■▲ JRSメール配信サービス(2007.7.31) ▲■
■■▲ JRSメール配信サービス発行事務局 ▲■■
mailto:maga@jrs.ne.jp
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JRSメール配信サービスをご購読いただき有難うございます。
今回は、前回に引き続いて経営コンサルタントとしてご活躍の林隆男様から、
事例からみたIT活用のポイントを提言していただきます。
林様は長年にわたりITコーディネータとして中小企業の経営指導・支援を行
っており、貴重なご意見を述べておられます。
なお、今回の提言テーマの関連情報は、JRS経営情報の「IT活用・OA化」
(INDEX84頁)等に収録していますのでご覧ください。また、関連情報のサン
プルを下記に掲載しましたので、非会員の方も参考にしてください。
― ITを活用し在庫を削減する ―
在庫というのはたくさんあればある程お客さんは喜び販売機会が増えますが、
持ちすぎると品痛みが発生し、会社の資金繰りを悪化させ、収益の圧迫につなが
ります。経営者からするとこの二律背反する現象をうまくコントロールし在庫を
適正化したいと願っている筈です。
表計算ソフトMS-Excelを活用して顧客満足度を向上させ、かつ1億5
千万円あった在庫を4千万円に削減した電線製造業の事例を紹介します。
この会社が扱う電線の管理は、電線の材質と径及び長さで行いますが、パッケ
ージソフトの検索機能では特定寸法の製品しか表示されませんが、お客さんが要
望する通りの径や長さでなくても類似する仕様の製品を提案することで、受注に
結びつくことがよくありました。例えばオフコンでは径5ミリの在庫を検索する
と径5ミリの在庫量しか表示されず、在庫がなければその時点で商談が終わって
いました。
そこでMS-Excelの一覧性と操作性の良さに注目して、社員が在庫管理システム
を自作しました。棚番、番号、区分、品名、長さ、在庫数、担当者などの項目の
表を作り約720品目の電線を1枚のシートに収納しました。
このような形で一覧表示したことで、類似品の参照が容易になりますが、一方
表示する情報が多すぎるために返って見にくいという問題があります。
そこでMS-Excelのアウトライン機能を利用して概要表示と詳細表示を切替える
ようにしました。この機能を使うと簡単に詳細データを開いたり・閉じたりする
ことが出来ます。
このアウトライン表示機能と計算機能を利用して、担当者毎の在庫金額、全体
の在庫金額を算出しています。これらの「単価」、「在庫金額」、「担当者名」
は概要表示では隠れていますが、ボタンを押すと担当者ごとの在庫金額が表示さ
れ、経営者が在庫増減の理由を分析する際に使うようになり、在庫削減が益々進
みました。
中小企業でも管理階層によって必要とされるデータの内容は異なるのが通常で
す。倉庫担当者や営業マンは製品一点毎のリアルタイムの在庫数量やその日の入
出庫の数量を必要としますが、経営者や管理職は総在庫数量や総在庫金額やこれ
を1レベル上位にある担当者別や工場別の数字で十分です。
ITというと高額なお金がかかるもの、高度なノウハウがないと構築できない
と考え勝ちです。しかし当社のように社員が知恵を絞って、大抵のパソコンにイ
ンストールされている表計算でシステムを構築するエンド・ユーザー・コンビュ
ーティング(EUC)が業務に直結し効果のあるIT活用の早道といえます。
ライジングコンサルタンツ株式会社 代表取締役社長 林 隆男
http://www.rising-e.com/
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★関連情報
JRS経営情報(サンプル) テーマ「IT活用」
○IT活用による在庫管理と需要予測法 「PDF」(情報番号0102-0867)
http://www.jrs.ne.jp/sample/pdf/01020867.pdf
○合理的在庫管理は 「PDF」(情報番号0105-0529)
http://www.jrs.ne.jp/sample/pdf/01050529.pdf
サンプルファイル[PDF]を見るには Adobe(R) Reader(TM) が必要です
Adobe(R) Reader(TM) の無償ダウンロードはこちらから↓
http://www.adobe.com/jp/products/acrobat/readstep2.html
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★付帯経営情報
○中小企業金融公庫
「中小製造業設備投資動向調査 2006年度実績・2007年度当初計画」
http://www.jasme.go.jp/jpn/result/index_c.html
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