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No.54 JRSメール配信サービス(2008.06.30)

JRSメール配信サービス発行事務局

 

 

JRSメール配信サービスをご購読いただき有難うございます。

今回は、業務改善の考え方・進め方について、日本HR協会の東澤様から提言していただきます。東澤様は長年にわたり中小企業などに対し、業務改善にかかる指導・支援をおこなっており、豊富な実務経験を基に貴重なご意見を述べておられます。

なお、今回の提言テーマの関連情報は、JRS経営情報の「業務改善」(INDEX 80~84P)に収録しておりますのでご覧下さい。

 

 

 

気合を入れて手抜きせよ

 

 

 

●●● 不要なことから手を抜く

 

私たちは生身の人間ですから、時間にもエネルギーにも、集中力にも限度があります。それなのにアレもコレもやろうとすれば、どこかに「手が回らない部分」が発生します。

また、重要度や優先順位を意識せずに仕事を進めていると、肝心なことに手が回らなくなってしまいます。どうでもいいことを一生懸命やっているうちに、大事なことをする時間やエネルギーがなくなってしまいます。

つまり、私たちの仕事では、不要なことから手を抜かなければ、逆に肝心なことが手抜きになってしまう危険性があります。

「不要なことからの手抜き」が、「重要なことから手を抜かない」ことにつながるのです。

 

●●● 手抜きをしないのは不マジメ

 

一般に「手抜き」という言葉には悪いイメージがあります。多くの人がいままで、「手抜きするな」「手抜きしてはならない」といわれてきたからでしょう。しかし、私は声を大にして手抜きを奨励します。むしろ、「気合いを入れて、手を抜きなさい」などと言って、"真剣な手抜き"をすすめます。

それは、改善に対する誤解を解くためです。改善というものを「仕事とは別の、余計なことをするもの」と思い込んでいる人に、「そうでなく、余計なことをやめることです」と強調するために、あえて逆説的な表現を用います。

また、改善を「あれこれ、いろいろしなければならないので、面倒だ」と思い込んでいる人に、「減らせるものは、どんどん減らしましょう」と強調するため、あえて「手抜き」という言葉を多用しています。

「私はマジメだから、手抜きなどとんでもない」と言う人もいますが、「マジメな手抜き」こそが改善なのです。不要なこと、どうでもいいことから手抜きしないことほど、不マジメなことはありません。

 

 

 

日本HR協会 KAIZEN事業部 東澤文二

http://www.hr-kaizen.com/

 

 

 

 

 

関連情報

 

 

JRS経営情報(サンプル)       テーマ「業務改善」

 「やめる」は最高の改善だ            [PDF]  情報番号2007-0692

http://www.jrs.ne.jp/sample/pdf/20070692.pdf

 「やめる」実施のための3つのノウハウ    [PDF]  情報番号2007-0693

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