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No.57 JRSメール配信サービス(2008.08.11)

JRSメール配信サービス発行事務局

 

 

JRSメール配信サービスをご購読いただき有難うございます。

今回は先月に引き続き、マーケティング・新製品開発を中心としたコンサルで活躍されている河合様より「ヒット商品の生み出し方」に関するご提言をいただきます。

 

 

 

ヒット商品を生み出すにはターゲットが明確でなければならない

 

 

 

~ ヒット商品を生み出すにはターゲットが明確でなければならない ~

 

「ターゲット顧客を絞りましょう」とお話するとよく「そんなに絞ったらお客さんの対象範囲が狭くなって売れ行きが悪くなるんじゃないですか?」という経営者がいらっしゃる。しかしよく考えてもらいたい。日本全国のすべての年齢、地域、職業、男女問わず皆が良いという商品なんてあるだろうか? 一次産品(農産物、水産物、畜産品など)ならいざ知らず、なんらかの工業製品であるのならば全員に受け入れられるという商品は現代においてはおそらく無いだろう。仮にあったとしても全員にあまねく知らせて欲しがらせる手段を持っている企業は限られている。たとえそのようなことができる大企業であったとしても、全員に知らせようなどという効率の悪いことはしないだろう。

まずは新しいものに飛びついて面白がる人(このような人を革新層という)を狙ったり、この商品を一番に買ってもらいたい人を狙ったりするはずである。なぜなら投資は有効にしたいからである。従って、「まずはターゲットを絞る」ということはその商品をどの流通に乗せて、どのような価格にして、どのような販売促進策を取るのかということを決める上でも重要なのである。

 

~ ターゲットを絞ることで商品コンセプトが明確になる ~

 

しかしもうひとつ重要な理由がある。それはターゲットを絞ることによってその人に合う(対象の)商品のコンセプトがはっきりするのである。もっと言えば、そのターゲットの人が「そうそうそれこそ望んでいたものだ。」と思えるものを探り当てて商品に仕上げることが大事なのである。誰もが知っているニーズに応えた商品はもう市場に出ている。そこで潜在ニーズにピンと来るコンセプトが創造できるとそれに共感する(あるいはあこがれる)ターゲット以外のお客も買いたいなあと思うのである。逆に万人受けするように作れば作るほど、どの階層も「自分のために作ってもらったものではないな」と感じて買おうという気が起こらないわけだ。皆さんの会社の商品のターゲットは明確だろうか? それは主要製品について自問してみてターゲットが即答できればOKだが、漠然としていたら要注意である。

 

 

 

有限会社 トライアル・プロモーション 事業部長

中小企業診断士 河合正嗣

   http://m-kawai.way-nifty.com/blog/

 

 

 

 

 

関連情報

 

 

JRS経営情報(サンプル)       テーマ「マーケティング」

 市場細分化とターゲット設定~狙いを絞る(PDF) 情報番号2007-1310

http://www.jrs.ne.jp/sample/pdf/20071310.pdf

■ 市場の規模や成長性、競争環境の変化をとらえる(PDF) 情報番号2007-1315

http://www.jrs.ne.jp/sample/pdf/20071315.pdf

■ ターゲット顧客のベネフィットを考えてみる(PDF) 情報番号2007-1695

http://www.jrs.ne.jp/sample/pdf/20071695.pdf

 

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