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No.72 JRSメール配信サービス(2009.03.31)

JRSメール配信サービス発行事務局

 

 

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今回は、都銀の審査部長等を歴任され、現在は、経営コンサルタントとして中小企業に対するアドバイス・講演活動にご活躍されている野口能孝様から、「あなたの会社の借入金利は下がったか」と題して提言いただきます。

 

 

 

あなたの会社の借入金利は下がったか

 

 

 

日本銀行は暮れも迫った2008年12月19日、政策金利を0.2%引き下げ、0.1%とした。10月31日に0.2%引き下げたのに続き2度目の引き下げである。

5年4ヶ月にわたるゼロ金利政策を解除したのが2006年7月だから、その後2年余りを経て、再び低金利政策に転換したのである。

サブプライム問題が浮上した2007年夏までは、世界的な高金利の中にあってわが国だけが低金利政策をとっているので、円キャリー取引(日本で資金を調達して海外で運用する)が多く、世界レベルでの金余りに拍車をかけているとの批判もあった。

その後、サブプライム問題が激化し金融危機が到来、世界各国は金利の相次ぐ利下げを断行、主要各国の政策金利は、米国が2007年8月の5.25%から2008年12月には0~0.25%に、イギリスも2008年の5.25%から2009年3月には0.5%へと引き下げられた。

日本も世界各国への協調を図るとともに、リーマンショック以降急激に悪化している経済状況に鑑み、持続的な成長路線へ復帰していくために最大限の貢献を行うため、日本銀行は引き下げ政策に転じたのである。

(金利の推移)                                     (単位:%)

                                                  01.9.19     06.7.14     07.2.21    08.10.31     08.12.19~

無担保コールレート(政策金利)          0.0          0.25         0.50         0.30            0.10

基準貸付利率*                             0.10         0.40         0.75         0.50            0.30

短期プライムレート(再頻値)             1.375       1.625       1.875       1.675          1.475

同     (最高値)                        1.625       1.875       2.125       1.925          1.725

同     (最低値)                        1.375       1.625       1.875       1.675          1.475

長期プライムレート                            1.9          2.50         2.20         2.40            2.25

 *従来、公定歩合と呼んでいたもの

 

2回にわたる政策金利の引き下げにともない、各金融機関が顧客の融資に適用する短期プライムレートも、政策金利の引き下げ幅と同じ0.4%引き下げられた。したがって、銀行は取引がある企業に対しては何らかのアクションを行ったはずである。

 ただ、金融機関は金利が上昇する局面では、顧客に適用する貸出金利をすぐに引き上げようとするが、金利が低下する局面では、ややもすれば黙っているとよく言われる。あなたの会社の金利は順調に下がっただろうか。

 爪に火を灯して、この不況をきり抜けようとしている中小企業にとって金利負担は少しでも軽いに越したことはない。若し下がっていないなら、金融機関にリマインドするのを忘れないようにしよう。

 

 

 

経営コンサルタント・中小企業診断士

野口 能孝

 

 

 

 

 

関連情報

 

 

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情報番号 20071353

情報番号 01070829

情報番号 20062507

情報番号 20071541

 

情報番号 20062506

情報番号 20062504

情報番号 20062502

 

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